●経絡治療 人間は体のすみずみまで気が巡っていれば健康なのですが外からの刺激(暑さ、寒さ、湿気、乾燥、けが、 食べ過ぎ、飲み過ぎなど)や内からのストレス(怒り、悲しみ、考えすぎ、恐れなど)により 気の流れに 滞りができます。 それがいろいろな症状(頭痛、肩こり、手足の痺れ、痛み、冷え、胃の痛み、便秘、下痢、 腹が張る、など)となって現れます。その滞りを取り除いて 気の調整をして流れをよくしてあげるのが 経絡治療です。人間は気のかたまりなのです。 @ この鍼灸術は、 脈診を行い その方に合った証(あかし それが診断となります。)を求め それにより細い鍼や 体に刺さない鍼を用いて 全身に流れる気血を 調整し 自然治癒力を高め病を 治していく治療法です。 A 痛みはなく、心地良く気持ちはゆったりとし眠られている方も いらっしゃいます。 B 気血の調整は 各人によって違い、 その方に一番合ったツボが使われます。 C それにより、 体に無理なく自然治癒力が効果的に働き、 速やかに病が治癒されるのです。 Dこの治療には 電気針は一切使いません。 難経という中国の古典を基にした治療法です。 | |
鍼1 | 鍼2 |
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鍼は金、 銀 ステンレス鍼を使い非常に細い物です。 必要により、温灸を使用しています 程よい熱さで、痕は残りません {実際の手順} @ 一番つらい症状 痛む所を 伺います。 A顔色や声、どういう姿勢で痛むのか等をみます。 B食欲や睡眠、便通、服薬の有無などを伺います。 C仰向けに寝て頂きます。 D腹診、脈診を行います。 E銀の鍼で証(あかし)にあった治療を行い全身の調整をします。 F痛む所、局所の鍼を行います。必要に応じて暖かい温灸をします。 G最後にお腹に鍼を2−3鍼して終ります。 |